特定非営利活動法人
アットホームホスピス
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昭和54年をさかいに、病院で迎える最期が家でのそれを追い越しました。現在では病院で最期を迎える人は、全体の80%以上。これは、世界でも他に例をみない現象です。
その結果、30年ほど前にはあたりまえにあった、家庭での介護や看取りがほとんど姿を消しました。医療も同様で、病院から在宅療養に移行した人や家族を支援する診療所も姿を消していき、ごくわずかが残るだけとなっています。
逆に、日本社会全体として高齢化社会に入り、認知症など根治がむずかしい病気が増え、がんなどは二人にひとりがかかります。しかし、日本は財政困窮、政府は入院日数短縮を打ち出しました。急性期をすぎた患者さんは嫌でも、転院か在宅療養を余儀なくされます。他人事ではありません。現実に急性期病院の平均入院日数は2週間に縮まっており、以前のように最期まで入院にいることはできません。
今、急務なのは家庭介護や看取りの復権です。ここ30年ほど生も死もどっぷり医療に依存して来ましたが、元々、それらは市民生活の一部でした。もういちど原点を見つめなおす時代が来ています。
「アットホームホスピス」は、生活の場から生老病死を見つめなおし、市民が市民目線で、ホスピスケアを啓発する会です。
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