本団体は、理事長である吉田利康が、1999年、急性骨髄性白血病で亡くなった妻の「もしもこの病気がよくなるのなら、同じ病気の人の話し相手になりたい」という遺志を受け継ぎ、2002年から市民活動を始めたところに出発点があります。自宅での看取りでした。その後、2004年7月に初期のグリーフ(悲嘆)を通過した遺族の集い 「おおぞらいぞく塾」をたてあげました。2008年12月「おおぞらいぞく塾」を「アットホームホスピス」に改名。活動内容を、いぞくの会にとどまらない幅広い視野をもつものにあらため、《市民同士が市民の視点で、家庭介護や家での看取りを考え、実践する活動(ジェンダーの視点も含める)》として、地元西宮を拠点に本格的に活動をスタートしました。翌年、8月20日「特定非営利活動法人アットホームホスピス」が設立されました。
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