アットホームホスピス 空
アットホームホスピス キッズリンクおはなし会
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アットホームホスピス 波紋
アットホームホスピス 中井貴恵さんを招いた講演会
アットホームホスピス くすのき
アットホームホスピス 東京での絵本お披露目の講演会

生活の場から生老病死を見つめなおし、
市民が市民目線でホスピスケアを啓発する会

日本では、ホスピスと言えば病院のような施設を連想する人が多くいますが、ホスピスとは本来「ケアの理念」であり「生きる」を手伝うプログラム全体のことを言います。だから場所を選びません。
それは、近代以降にあらわれた概念ではなく、2000年以上の歴史をもった人権運動といえます。

だれもが自分の一番大事な居場所「ホーム(Home)」があります。それが、あなたの家(House)だとしたら。家(House)でないのかもしれない。あなたの家(Home)はどこですか?

ホスピスケアとは

ラテン語のホスペス(hospes:主人客人両者/異国の友を意味する)を語源とし、ホスピティウム(Hospitium:暖かいもてなし)に由来します。元々はヨーロッパで、巡礼者など旅に疲れた人たちや、病人を休ませる教会、宿泊施設を指しました。看護にあたる聖職者の無私の献身と歓待を、ホスピタリティ(hospitality)と呼び、そこから、今日のホテル(hotel)や病院(ホスピタル:hospital) の語がうまれたといわれます。
ケアという言葉を病院が使うと、患者さんや家族はピンときません。「大事な人を看病する。あたりまえの事じゃない?それのどこがケア(技術)?」それよりも「愛する人を守る」「気づかう」などの方がしっくりします。ケアは元々日本語にはなく、いい訳語がないことからおこってくる違和感です。
ケアとは、する世界(Doing)ではなく、受ける世界(Receiving)。その両者が上下関係なく、自然に相互作用する世界です。私がまずあって、別にケアがあり、それを身につけて何か(技術)を提供する世界ではありません。
暮らしそのものも、ケアです。これが、ケアの源流であり出発点です。

アットホームホスピスの活動